0.1秒の元彼 序章

序章ー…

ある桜の咲く季節…

紫蘭「あの…さ」

そう…私は今、小学校から

ずっと好きだった人に告白を

しようとしていた。

聖夜「ん?」

その優しさに…

紫蘭「ずっと…ずっと好きでした‼」

言えた!

私、人生初!

勇気を振り絞った!

そして貴方の返事は…

聖夜「え…あ。ん~…いいよ」

そう、OKを出したと思ってた…

だけど…

紫蘭「え?本…「あ、やっぱりごめん」

そう…たったの0.1秒ので終わった。

小学校卒業で…

その後は、私は別の中学校に

入学した。

と言うより、引っ越したって

言った方がいいか…

今でも、引きずっている…

あの短さに…